1543〜1616年 · 君主・武将
徳川家康のサイン
江戸幕府を開いた武将(1543〜1616年)
徳川家康とは
徳川家康(1543〜1616年)は、三河国の小さな武家から身を起こし、日本でもっとも力のある大名になりました。1600年の関ヶ原の戦いに勝利したのち、1603年に征夷大将軍に任じられ、1867年まで日本を治めた江戸幕府(徳川幕府)を開きました。
サインの物語
家康も同時代の武士や役人と同じく、書状や文書に花押で署名しました。花押とは、筆で書く図案化された個人のしるしで、署名の役割を果たすものです。花押は中国から伝わり、日本では名前を草書体で崩して書くところから発展しましたが、家康の時代には、文字としては読めない抽象的な図案になっているものも多くありました。
家康の花押は、中国の明にちなんで名づけられた「明朝体」の様式で、上下2本の横線のあいだに図案を収めます。家康が用いたことから「徳川判」とも呼ばれ、江戸時代の武士の花押の主流となりました。のちの徳川将軍たちもこの様式を用いています。
家康は印も使いました。たとえば朱印状は、日本の船が海外で交易することを許可するものでした。
サインの特徴
読める名前ではなく、本人だとわかるほど一貫した個人の紋章のようなもの。
明朝体の枠組み。上下の横線が図案を囲みます。
線の太い細いは、筆の圧力と速さから生まれます。
自分のサインに似た雰囲気を出すには
- 花押は打ち込むものではなく、書くものです。サイン作成の「手書き」タブで、明朝体のように2本の横線のあいだにまとまったマークをデザインし、毎回同じ形に書けるまで練習しましょう。
- パッドは本物のペンのように速さに反応するので、緩急をつけましょう。画の重い部分はゆっくり、細く抜く終わりは速く。筆と同じ要領です。
- ローマ字の名前なら、このページのスタイルはZeyadaという細く不揃いな書体です。「文字入力」タブで試せます。
- すでに筆でサインしているなら、写真に撮って「写真」タブで背景透過PNGにできます。
原本を見られる場所
リンク先は資料館、図書館、美術館、ウィキメディア・コモンズです。
徳川家康のサインについてよくある質問
花押とは何ですか?
筆で書く図案化された署名のしるしで、日本では平安時代以降、武士や役人などが用いました。名前の文字から生まれた抽象的な図案が多くあります。
このページの上の「家康」は家康の花押ですか?
いいえ。名前の「家康」を毛筆風の書体で表示したものです。実際の花押は抽象的な図案で、上のリンクから見られます。
花押は今も日本で使われていますか?
まれです。日常では印鑑(はんこ)がその役割を担っていますが、大臣が一部の公文書に署名する際など、正式な場面には花押が残っています。